@article{oai:shizusan.repo.nii.ac.jp:02000057,
 author = {青木, 優 and アオキ, マサル and 青木, ゆかり and アオキ, ユカリ},
 issue = {2},
 journal = {環境と経営 静岡産業大学論集},
 month = {2023-12-01, 2023-12-01},
 note = {本研究では、計量テキスト分析を用いて、芥川龍之介の作品の内で『今昔物語集』を原作とする王朝物と呼ばれる作品中の２作品『藪の中』と『偸盗』の関係を明らかにすることを第一の研究目的とし、それに関連して事件の真相と主題に関して大岡説を支持する形で、同 2 作品の主要 3 人の関係を比較することを第二の研究目的としている。頻出語に関する対応分析と共起ネットワーク分析の結果、『藪の中』は、『偸盗』のスキーマによる証言の自己劇化、人物設定、男女の三角関係のもつれがスピンオフ（本研究では、「スピンオフ」を作品の構成要素の継承という意味で用いている。）した作品であることが分かった。また、分析結果に基づいて両作品の主要 3 人の関係を比較したところ、多くの一致が見られ、スピンオフを裏付ける証拠となった。},
 pages = {113--126},
 title = {『藪の中』と『偸盗』の計量テキスト分析},
 volume = {29},
 year = {}
}