@article{oai:shizusan.repo.nii.ac.jp:00001950, author = {塚本, 博之 and ツカモト, ヒロユキ and 渡邉, 勇太 and ワタナベ, ユウタ and 高根, 信吾 and タカネ, シンゴ and 笠井, 義明 and カサイ, ヨシアキ and TSUKAMOTO, Hiroyuki and WATANABE, Yuta and TAKANE, Shingo and KASAI, Yoshiaki}, issue = {24}, journal = {静岡産業大学 情報学部 研究紀要, Journal of Shizuoka Sangyo University}, month = {2022-04-26}, note = {バレーボールのオーバーハンドパスの技術の使用頻度をカテゴリ別に調査した。調査対 象は、T大学の女子体育授業、静岡県トップレベルの女子高校生、東海大学 2 部リーグ女子、 本学女子バレーボール部(東海大学 2 部リーグ所属)、静岡県クラブトップチーム、2020 東京オリンピック決勝戦の男女それぞれ 2 チームについて、3 回のボールヒットにどのよ うな技術を使ったかを、すべてのラリーについて調査した。結果、低いカテゴリでオーバー ハンドパスの使用頻度が低い傾向にあり、体育授業では、ファーストヒットやセカンドヒッ トでオーバーハンドパスを選択しても、意のままにコントロールできずにラリーを終了さ せてしまうことが多かった。また、トップ男子ではフローターサーブのレセプションに積 極的にオーバーハンドを多用したり、セカンドヒットでは約 80%をオーバーハンドで処 理したり、オーバーハンドパスの利点を効果的にゲームに反映させていた。さらに、本学 は、同じ東海大学 2 部リーグに所属している大学生と比較すると、ラリー継続率はほぼ同 等であるが、オーバーハンドパス使用率については、ファーストヒットのレセプション(P < 0.01)、ディグ(P < 0.01)、セカンドヒットのセット(P < 0.05)、すべてのヒットで 使用率が高く、有意差が見られた。  低いカテゴリでオーバーハンドパスの使用率が低いのは、初心者導入時にボールを飛ば すこと、コントロールすることが正しく身についていないことが原因であろう。アンダー カテゴリでオーバーハンドパスの正しい技術が身についていないと、大学までバレーボー ルを続けてもオーバーハンドパスの有効性を活かすことができずにバレーボール競技を終 えてしまう危険性がある。キャッチ&スローに代表される間違ったオーバーハンドパスは、 痛いとか怖いとか、ネガティブなイメージがあるが、正しい指導により克服でき、使用率 も増えていくと考える。この正しい指導法や練習法が確立できれば、中学校や高等学校の 部活動はもちろん、授業などの教育現場においても、バレーボールの醍醐味であるネット を挟んだ質の高いラリーが見られるようになるはずである。さらに、今後の課題として、 オーバーハンドパスが具体的にどんな場面でどのようにポイントに貢献したのか、エビデ ンスを示して現場指導に活かしていけるように研究を進めていきたい。}, title = {バレーボールのオーバーハンドの使用頻度について}, year = {} }