@article{oai:shizusan.repo.nii.ac.jp:00001946, author = {加城, 貴美子 and カシロ, キミコ and 塚本, 博之 and ツカモト, ヒロユキ and 斎藤, 若子 and サイトウ, ワカコ and 釜中, 明 and カマナカ, アキラ and KASHIRO, Kimiko and TSUKAMOTO, Hiroyuki and SAITO, Wakako and KAMANAKA, Akira}, issue = {24}, journal = {静岡産業大学 情報学部 研究紀要, Journal of Shizuoka Sangyo University}, month = {2022-04-26}, note = {2008 年 7 月~ 2017 年 2 月の 10 年間、靴保育 7 保育園と 1 幼稚園 359 名、下駄保育 1 幼稚園 1,739 名、草履保育 1 保育園 185 名の園児、合計 2,283 名の身長、足長、足幅を調 査した。方法は、身長と体重測定後、幼児の目線の高さに動物の絵を置き、幼児が動物を 注視した時点で JIS S5037 の測定法により、左右の足長、足幅を測定した。また、測定結 果は、月齢別に 5 階級に分け、在園中の 12 ヶ月間の成長についてその変化量を比較検討 した。  結果、カウプ指数はいずれも正常範囲内の体格であった。足長は、左足は靴保育が大き い傾向にあり、右足は草履保育が大きい傾向にあった。また、左右を比較すると、5 歳以 上の靴保育と草履保育を除き、すべての階級で左足の方が大きい傾向であり、先行研究と は相反する結果であった。足幅については、左足は履物による違いは見られなかったが、 右足については 4 歳 1 ヶ月~ 5 歳 0 ヶ月以上で靴保育に、5 歳 1 ヶ月以上で草履保育に有 意差が見られた(p < 0.05)。左右の足幅を比較すると、靴保育ではすべての年齢層で左 足の方が大きく、下駄保育ではすべての年齢層で右足の方が大きかった。12 か月間の身 長差は、下駄保育が 5 階級中 3 階級で最大値を示し、有意差が見られた(p < 0.05)。足 長差は、左右とも靴保育の成長度が顕著であった。左足は 3 歳 7 ヶ月~ 4 歳 6 ヶ月の 2 階 級で有意差が見られ(p < 0.05)、右足は 3 歳 1 ヶ月~ 5 歳 0 ヶ月の 4 階級で有意差が見 られた(p < 0.05)。足幅差については、ほとんど違いがみられなかった。  履物による成長の違いを偏相関行列で検討したところ、すべての履物で足長と足幅の成 長に左右の関連性が認められた。靴保育では身長と左足幅の成長に弱い相関がみられ(p < 0.05)、下駄保育では身長と相関が認められたのは左右の足長で(p < 0.05)、足幅と は相関が見られなかった。草履保育では身長との相関は見られなかった。}, title = {園児の身長・足長・足幅の比較―下駄、草履、靴による成長の違い―}, year = {} }