@article{oai:shizusan.repo.nii.ac.jp:00001766, author = {森戸, 幸次 and モリト, コウジ and MORITO, Koji}, issue = {1}, journal = {環境と経営 : 静岡産業大学論集, Environment and management : journal of Shizuoka Sangyo University}, month = {Jun}, note = {これまで5回にわたる連載を通して、帰属未定の土地として取り残されて以来百年間も続き、今や最も根が深く、最も解決が至難な21世紀にまで持ち越された,私たちにとって手に負えないイスラエルとパレスチナ人の中東百年紛争を考察、まずは、序説、第1章、第2章、第3章で、当事者のイスラエル、パレスチナ人双方のそれぞれの立場に立って探求してきた。しかし、そのどちらかの立場に立って考える限り、それぞれ固有の立場では決して解決し得ない歴史的現実、そして大きな限界に逢着することが明らかにされた(第4章、第5章、第6章、第7章,第8章)。では、いったい、こうした歴史的現実と限界をいかに克服するのか、イスラエル、パレスチナ人双方のナショナリズムをいかに乗り越えるのか。本稿(連載最終回)では、こうした矛盾への逢着とその解決=和解=共存への過程を辿りながら、双方が実存的な解決を希求する中東和平の具体的な「解」としての「2国家共存」モデルを構築し、最後に具体的な提言を示したい。  なお、本テーマの中東百年紛争史は今回で完了し、これまで6回に渡った連載論文を元に大幅に加筆、手直しを加え、『パレスチナ人とイスラエル―中東百年紛争の解」を求めて』との題名で、2020年春、中東専門出版社、第3書館からパレスチナ選書シリ-ズとして発刊された。}, pages = {77--94}, title = {第9章 「2国家共存」モデルの構築を求めて ― パレスチナ人とイスラエル中東百年紛争史 ― 連載第6回(完)}, volume = {26}, year = {2020} }